Swift と Objective-Cの違い
Update on June 19, 2016
ずっとObjective-Cで開発をしてましたが、やっとSwiftデビューしました。
そんな私が、SwiftとObjective-Cって違うなと思ったことをメモしておきます。
確認環境:Xcode 7.3
・ファイル構成
Objective-CはC、C++と同様にヘッダーファイル(.hファイル)とソースファイル(.cファイル)で構成されますが、
Swiftはヘッダーファイル(.hファイル)とソースファイル(.cファイル)に分かれていません。
(.swiftファイル)のみで構成されます。
・文末のセミコロン
Objective-Cは文末にセミコロンが必要ですが、
Swiftは文末にセミコロンがなくても良いです。
・変数の型宣言
Objective-Cは変数に対して、int とか NSString とか NSMutableArray とか型を明示的に宣言しますが、
Swiftは明示的に宣言しなくても良いです。その場合、コンパイラが適切な型を割り当てます。
もちろん、Swiftは明示的に型を宣言することもできます。
・オプショナル型
Swiftでは、基本的には変数や定数にnilの代入できない。
これを許可する特別なオプショナル型という型が用意されている。
・repeat-while文
Objective-Cのdo-while文が、
Swiftでは、repeat-while文と記述します。
・switch-case文
Objective-Cではswitch-case文のcaseの中にbreakを記述しますが、
Swiftでは、caseの中にbreakの記述をしなくても良い。
・デバッグ関数
Objective-CではNSLogでデバッグエリアのアウトプットウィンドウに表示しますが、
Swiftでは、printでデバッグエリアのアウトプットウィンドウに表示します。