CocoaPosの使い方
Update on July 12, 2016
iOSアプリの開発時に、先人たちの知恵の結晶であるライブラリを使えば、
生産性や品質が上がり、見た目もリッチなアプリが作れます。
そんなライブラリを管理してくれるツール CocoaPodsの使い方をメモしておきます。
確認環境:
Xcode 7.3
Ruby 2.3.1
CocoaPosはRubyのGemとして公開されています。
ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行します。
$ sudo gem install cocoapods
次にセットアップをします。
$ pod setup
ここまで完了したら、Xcodeで新規プロジェクトを作成します。
今回は、RealmSample001 という名前のプロジェクトを新規作成します。
ターミナルのcdコマンドで、新規作成した RealmSample001 プロジェクトの
RealmSample001.xcodeproj がある場所に移動します。
その場所で、以下のコマンドを実行します。
$ pod init
pod init すると、Podfile が生成されます。Podfile の中身はこんな感じです。
今回は、iOSのデータベースライブラリ Realm を使ってみます。
Podfile の 「target 'RealmSample001'」
の箇所に、「pod ‘Realm’」 を追加します。
ここまで完了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
(この時、Xcodeのプロジェクトは閉じておいた方がいいかもしれません。)
$ pod install
pod install すると、
RealmSample001.xcworkspace が生成されます。
以降の作業は、この.xcworkspace から開いたプロジェクトで行います。
元からあった.xcodeprojから開くとビルドエラーとなりますので、注意してください。